看護の現場では欠かせない報連相ですが、これがなぜ必要なのかというのは、やはり看護師の仕事がチーム活動であるという点にあります。
看護師はそれぞれ患者を受け持ち仕事を行いますが、連携して行う仕事というのも多く、その点について報連相というのは欠かせないのです。
例えば自分一人で完結する仕事については報連相を行う必要はありません。
しかし患者の予定や居場所、体調などに関する情報は常にチームで共有しておく必要があります。
患者が検査のために病室を離れたり、またその時間が当初のスケジュールと違ったりした場合、報連相無しに業務を行ってしまうと、現場では患者がいなくなったと騒ぎになってしまうかもしれません。
報連相を怠ることでその後の患者、現場のスケジュールが大いに狂ってしまうようなこともあります。
そのため、必要な内容については常に報連相を心掛けておかなければならないのです。
また、予定通りに業務が追いつかない、トラブルが起こりそうな場合にも早めに報連相を行う必要があります。
自分の業務が遅れることでチームに迷惑をかけてしまう可能性があるのであれば、それはできる限り避けなければなりません。
自身の業務の進捗に不安がある場合、それは自分自身の問題と考えがちですが、トラブルが出れば全体の業務に影響を及ぼしてしまうこともあります。
こういった点についてもきちんと報連相を行っていく必要があります。
優先順位や重要度をしっかり見極めて報連相を行っていきましょう。
報連相が苦手という看護師の方は、こちらのサイト＜看護の仕事はすべて【報連相】で決まる＞が役に立つかもしれません。