SBARを具体例つきで解説

報連相は、看護師にとって欠かせないスキルであり、適切な報連相が行えないと患者に危険が及ぶこともあります。

報連相の中でも特に重要な、患者の容態の変化について報告を行う際のポイントを具体例とともにみていきましょう。

わかりやすい報告を行うためのテクニックとして広く使われているのが、「SBAR(エスバー)」と呼ばれるフレームワークで以下のような意味があります。

・状況(Situation)

・背景(Background)

・アセスメント(Assessment)

・提案(Recommendation)

この4つの順番で報告すると、相手が状況を理解しやすいのです。

たとえば、最初に「○○さんが37.6度の発熱が続いているのでご報告します」と状況を伝えます。

次に、患者が入院した背景を伝えましょう。

「肺炎で入院された患者で、意識はボーッとした状態で、血圧は○○、脈拍は 、SpO2は○○です」などというように、必要と思われるバイタルサインや状況を報告します。

その後、「私は~を合併している恐れがあると思います。また、脱水症状につついても心配です」など、自分が考える問題点を簡潔に伝えましょう。

最後に、「すぐに診察してください」など、提案事項を述べます。

そうすれば、報告された医師は「すぐに診察します」「午後一番に診察しますから、それまでに解熱剤を○○mg服用して貰ってください」など、具体的な指示を出すことが可能です。

報連相による報告は「SBAR」の手法を使って、的確に行いましょう。