報告・連絡・相談の違いを再度確認

報連相か大切なのは理解していても、報告・連絡・相談の違いがよく分からないという新人看護師も多いのではないでしょうか。

報告・連絡・相談について、今一度確認しておきましょう。

まず報告は、上司から指示された仕事の結果や、途中経過を報告することです。

指示された業務以外でも、仕事上で必要な事柄は、その都度報告します。

報告は、上司や先輩など、上下の関係で行われるのが一般的です。

患者の容態の変化やクレーム、器具の破損など、アクシデントやトラブルがあった場合も、速やかに報告しましょう。

外出するときや帰ってきたとき、仕事が予定よりも遅れそうなとき、スケジュール変更があった場合などでも報告が必要です。

このほかの事柄でも、上司に伝える必要があると思ったことは、タイムリーに報告してください。

連絡は、上下関係だけでなく横のつながりにおいても行われる情報伝達です。

その業務に関わる全ての人が知っておくべき情報を共有するための、インフォメーションです。

連絡を通じて、同僚や他職種の人とのコミュニケーションを行うことで、みんながスムーズに仕事を進めることができます。

例えば、新しくい導入されるME機器の使用説明会の日程など、みんなが知っておくべき事柄を連絡します。

相談は、自分では判断できない事柄についてアドバイスを受けることです。

何かが起こってからの事後相談ではなく、何かが起こる前に相談することが大切です。

患者の様子がいつもと違うなど、少しでも「おかしいな?」と感じたことは放っておかず、周囲に相談しましょう。